がん治療の選択にあたり、現在の状態から、治療の目的・目標をはっきり持ちましょう。
がん治療の目的・目標を持たないと、不安が強くなります。
そして安心して現状を受け止められるようその目的・目標も、治療経過と共に変えていきましょう。
がん統合医療
がん治療は、体の外から攻撃してがん細胞を殺す西洋医学三大治療(抗がん剤、放射線、手術)だけでなく、体の中から自然治癒力・免疫を増大させる治療・養生(食事、サプリメント、免疫療法、岩盤ドーム、ヨーガ、心のあり方、運動、日常生活改善など)も併せた、統合医療が必要になります。
当院では、統合医療相談外来を行っております。どんなことでもご相談ください。
がん治療をこれから受けられる方
- 初期の方
- 治癒を目標にしましょう 。
がんの進行が比較的初期の場合、三大治療(抗がん剤、放射線、手術)を組み合わ せることにより、高い確率で治ります。この時期の目標は、「治癒、治る」です。
その時サプリメント等を併用した統合医療を行うと、治療の副作用を軽減でき、 また術後の再発予防もできます。しっかり治しましょう。
- 中期の方
- がん細胞の性質や治療経過によって、治療の目標を見直しましょう。
最初は、「治す」ことに向かって辛い三大治療が進められます。その結果目標通り「治る」方向に向かっていれば、頑張って治療を続けて受けましょう。副作用が強け
れば、計画した治療も途中で中止せざるを得なくなることがしばしばあります。 その意味でもやはり統合医療がとても重要になってきます。
統合医療によって少しでも三大治療の副作用を軽減し、最初予定した治療が進めら れ、治療の効果も期待できます。
一方、最初予定した治療が効果なく、「治す」ことがもう困難になったときは、
さらに強い抗がん治療を求めてはいけません。どんどん体が弱り、苦しみ(からだ と心)だけが続き、辛い最期を迎えてしまうことが少なくありません。
心の苦しみとは、「治りたい」という思いがあり、しかし「治らない」という現実 があります。 その思いが達成されないということが、苦しみなのです。
その時は、治療の目標を見直し、「こころ」に目を向けましょう。
- 進行がんの方
- 無理な治療目標は、かえって逆効果 。
世の中に永遠に不滅、変わらないものはありません。まして「老」「病」「死」は だれにでも訪れるもので、決して永遠に避けることも、変えることもできません。 これが現実で、自然の成り行きです。しかし人は、それを変えようとして苦しみま す。特にがん治療が困難になった場合、無理に「治すこと」に執着を持ち続けると 大切な時間が、毎日が「がん」のことばかりで悩む日々になってしまします。
もっと、今を生きることに心を開いて大切な時間にしましょう。
この時期こそ、統合医療が必要で、体調と心を整えましょう。
すでにがん治療を受けられている方
- 初期の方
- 計画通りに目標の達成に向け治療が進んでいますか?
- 中期の方
- 現在の目標を見直す必要はないですか?
- 進行がんの方
- 無理な治療目標になっていませんか?
TEL. 011-888-5050 FAX.011-888-5050
e-mail. oral-surg@jcom.home.ne.jp
平田口腔顎顔面外科腫瘍内科 がんヴィレッジ札幌 代表 ○○○○